児童養護施設への寄付

生まれた家庭で生活していくことが困難な子どもたちが生活する児童養護施設。現在の日本では、親による虐待が原因で児童養護施設へ入る子どもが半数以上にものぼるのだそうです。そんな児童養護施設の子ども達を支援している、認定NPO法人3keysという団体があります。

3keysは、家庭の環境や親の状況などに関わらず、全ての子ども達が社会から孤立してしまうことなく安心・安全に生活していけることを理念に活動を行っている団体です。児童養護施設での学習支援を行う「プレール」の他、子どもの権利保障推進事業である「ヴァイン」、セミナーや勉強会などの啓蒙活動「伝える」・「変える」を柱に、全ての子ども達に十分な社会保障が行き届く社会の実現を目指した取り組みを行っているそうです。

「プレール」では、学習ボランティアによる家庭教師や無料個別指導教室の運営などを行っています。3keysでは、家庭環境や生活環境などによって学力の差は広がっていくと考え、その差を縮められるような支援を展開しているそうです。たとえば、小さいころから絵本を読み聞かせてもらったり、親と一緒に旅行や買い物などへ出かけたり、というようにたくさんの物事に触れて育った子どもと、そうでない子どもとでは、学力の基盤が大きく変わってしまうのだそうです。

親が働き詰めで宿題を見てもらうこともできず、分からない部分を聞くこともできず、経済的に塾にも行かせてもらえないといった家庭で育てば、学習はどんどん遅れてしまうでしょう。学習が遅れると学校で分からない問題がどんどん増えていき、不登校や保健室通いに繋がったり、授業中に問題を起こしたりするケースも起こりかねないといいます。成功体験がないままに自信や意欲がどんどん失われていき、進路についても消極的になってしまうそうです。
3keysはそんな背景をふまえ、どんな家庭環境の子どもにも学習の機会や進学の可能性が十分に保障される社会を目指した支援活動を行っている団体です。

クレジットカードによる継続的な寄付を行う「マンスリーサポーター」の他、銀行振り込みや郵便局からの寄付など、3keysでは様々な寄付が受け付けられています。児童養護施設で活動を展開していることから、金銭以外にも子供服や物品の寄付も広く受け付けています。また、ソフトバンクの「つながる募金」を使用した寄付では、携帯料金やTポイントから寄付ができる他、BOOK OFFと提携して古本などの寄付も受け付けています。古本やDVD、ゲームなどを寄付すると、それをBOOK OFFが買い取り、査定金額に10%上乗せした金額が寄付として送られるシステムだそうです。